男の子は必ずと言って良い程子供の時に投げた事があると思います。私も駄菓子屋で買ったブーメランを投げた時期がありましたが、やはり帰ってきませんでした。
寿司屋ですので、父が魚の入ってくる木箱で作ってくれましたがやはり帰ってくることはありませんでした。
テレビや映画でブーメランが出てくるたびに昔を思い出していました。本場オーストラリアに行かないと本物のブーメランは手に入らないものと決め付けていました。
若い時、総務省の青年の船に参加して2ヶ月間、オセアニアをまわって来ました。当然オーストラリアでブーメランを何本か買って来て、飾っていました。投げて壊すのは嫌でしたし。
その後、探偵ナイトスクープと言うTVを見ていましたら、ブーメランの事をやっていました。その時のテロップに 「日本ブーメラン協会」 、この言葉が目に入って、すぐ、本屋で問い合わせ 「ブーメランはなぜ戻ってくるのか」 この本を手に入れました。
読んでみて、この理屈なら自分でも出来るかな?と思って、まずスポーツ店でブーメランを探してみました。
やっぱり置いてなかったですが、取り寄せて、市場の駐車場で投げたら帰ってくるではないですか。
あの感動は忘れられないですね。
1本しかないブーメラン、壊すのが怖いので早速レプリカを作ったらこれもキチンと帰ってきました。
たまたま、知人の出版記念パーティーに呼ばれていたので、東京に行ったついでにブーメランの輸入元 「ラングス・ジャパン」さんに寄り、購入しました。
新潟県ではなかなかブーメランを売っている所が無いと言う話しから、そのままブーメランの代理店にと話しが決まり。
次は「日本ブーメラン協会」へ、競技の話しからワールドカップまである話を聞いて即入会。
子供達にブーメランを教えたり、オリジナルを作ったりしながら生涯スポーツとして楽しんでいます。
松乃寿司とブーメランのつながるキッカケ